vol.14 台詞と感情2 [11/11]
 11/11(土)■役者の仕事12〜台詞と感情2〜

台詞はどんな感情でしゃべってもいいと書きました。それを実践して「変なしゃべり方」になってしまう人のための追記です。

台詞と感情を、メロディーと歌詞に置き換えるのはどうでしょうか?注意して欲しいのは、台詞=メロディーで、感情=歌詞という点です。これの逆ではありません。

「変なしゃべり方」になってしまう人はメロディーが変わってしまうのです。これでは別の曲になってしまいますよね。その変わりメロディーが同じならどんな歌詞にしてもいいのです。…ちょっと楽しくありませんか?

台詞のメロディーラインとはどういうことなのか分からない人は、できるかで平板にしゃべってみましょう。普通の落ち着いた感情の時、我々は変な抑揚を使わずにかなり平板にしゃべっているはずです。それでも分からない人は棒読みにしてみてください。それでも意味は通じますよね?

言葉をしゃべるには基本的な(プレーンな)メロディーがあるのです。おそらくほとんどの人が日常ではできているはずなので「演技でしゃべる」という考えを捨てればできると思います。

そうしてから自由な歌詞を付けてみてください。つまり色々な感情でしゃべってみるのです。

台詞=メロディー 感情=歌詞 ちょっとは感じられるでしょうか?

最後に。
同じメロディーの歌を歌っても、歌手が違えば雰囲気が違いますよね?それは同じメロディーでも細かいおかずの部分が違うからです。宇多田ヒカルの歌を北島三郎さんが歌ったら、こぶしが回るので微妙な音符は違いますよね。これが役者の場合、味だったり個性だったりするわけです。

でも最初は平板からが始めた方が良いでしょう。音楽の基本はドレミですからね。

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